水素化マグネシウム(化学式:MgH₂)は、水と反応して高純度の水素ガスを発生させる性質を持つ無機化合物です。近年、健康への関心が高まり、水素水、水素吸入など、水素への関心が非常に高まっています。

以下では、技術的な背景から安全性まで、分かりやすくご説明いたします。

水素化マグネシウムは、金属マグネシウムに水素を吸着・固定させたもので、「固体水素貯蔵材料」として研究されてきました。特徴は以下の通りです。

☆ 高い水素貯蔵量 : 重量比で約7.6%もの水素を含有

☆ 安定性 : 乾燥状態では比較的安定で、屋内保管が可能

☆ 反応性 : お湯(20~60℃程度)に触れると、以下の反応式に従い水素を発生

  MgH2+2H2O  ⟶  Mg(OH)2+2H2↑MgH2+2H2O⟶Mg(OH)2+2H2↑ 

特長と魅力
・ 高純度の水素を手軽に
水素化マグネシウムは不純物が少なく、生成される水素もほぼ純度100%。自宅で簡単に水素浴を楽しめます。

・ お湯の質を損なわない
反応後の副生成物は水酸化マグネシウム(いわゆる「マグネシア」)で、古くから入浴剤、制汗剤や便秘薬に使われる人体に安全な成分。 厚生労働省によって食品添加物に指定されています。
  

・ 持続性
通常の入浴中(20~30分間)で十分な量の水素が生成・溶存し続けるため、効率的に 水素浴 を楽しめます。

水素化マグネシウムを使った水素入浴は、手軽に自宅で“水素体験”ができる新しい入浴スタイルです。 ぜひ一度、その心地よさとリラックス効果をご体感ください。